新卒者選考後ろ倒し
大学新卒者の採用選考活動を遅らせることについて、中小企業の3割超が「影響がある」とみていることが、日本商工会議所の調査でわかった。中小企業は大企業の選考がピークを過ぎてから採用活動を始める傾向が強い。「後ろ倒し」により、「大企業と時期が重なって、内定辞退者が増えてしまう」との懸念が多い。
調査は主に首都圏の640社を対象に実施し、226社から回答を得た。採用活動を始めるのを現行よりも4カ月程度遅らせるとする経済同友会と国立大学協会の案について、32%にあたる70社が「影響がある」と回答。「活動期間が短くなり、学生との接触機会が減る」との声も出ている。